小生如きに楽器の演奏を教えてくれる先輩とこんな会話があった。
「ぼちぼち自分のチューナー(調律に使うフシギ道具)買っておいでよ」
「チューナーですか」
「備品使ってても良いけど、人数に対して数が足りないから不便でしょ」
「不便と言えば不便ですね」
「本当はメトロノームもあると良いんだけど、そっちはまあ備品で何とかなるだろうし」
「え、チューナーっていくら位するんですか」
「んー、アタシ使ってるのは2500円位だったかな」
「高っ」
「安いって。ギター用とかだと15000円位するでしょうに」
「よく知ってますね」
「ともかく、チューナーはあった方が絶対良いから」
「あーい、チューナーって○○屋に売ってましたっけ」
「売ってるよ。今度見ておいで」
「ああ行ってやるさ!買ってくりゃいいんだろ買ってくりゃあ!!」
まあ一部嘘も混じっているが、おおむねこんな感じだった。
で、本日チューナーを手に入れたは良いものの、楽器そのものが借り物なので何となく空しい気がするのは自分だけですか。